どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

空も飛べるはず

空の色がすっかり秋めいてきました。

屋上で上を見やると、秋特有の高い空が目に飛び込んできます。

空気の流れも何だか爽やかです。

こうしてずっと上を眺めていると、空を飛べるような気持ちになってきます。

ここからピョンと飛び出せば、そのままどこかに飛んで行けそうな気持ちです。

仮に飛べなくても、「ああ、今日はたまたま飛べない日だったんだな」と感じるくらい、空を飛べるのが当たり前な感覚になりそうです。

このまま空を見上げながら、柵を乗り越えてピョンとジャンプするだけですから、とても簡単です。

上を向いてピョンです。

ふと地上を見下ろしました。

もうピョンとできません。

残念。

でもこの道をずっと行けば、飛ばなくても空に行けるかもしれません。

バビューンと。