どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

テレビのリモコン

リモコンは遠くは慣れたところからでもボタンを押すだけでテレビを自由自在に操ることのできる便利グッズです。

つい先ほどまで、私の部屋のテレビのリモコンも活躍していました。

私の部屋のSony製のテレビでは、リモコンのあるボタン(例えば「1」)を押しっぱなしにしながら、別のボタン(例えば「3」)を押すと、「1」を押したのと同じ状態になります。

つまり、「3」を押したにも関わらず、テレビの画面には「1」と表示されます。

ちなみに仙台では「1」はTBS系、「3」はNHK、「2」はファミコンです。

このことから、リモコンは少なくても2種類の信号を発していると考えられます。

一つは、テレビにリモコンからの信号を認識させる、トリガーの役目をする信号であり、もう一つは、具体的に「1」とか「3」とかの情報を担う信号です。

上記の例で言うと、最初に「1」を押した瞬間に、この2つの信号がリモコンから発信され、テレビはチャンネルを「1」に合わせます。

そして、押しっぱなしにしている間には、トリガーの役目をする信号は出ていませんが、情報を担う方の信号は発信しっぱなしになっていると考えられます。

その状態で「3」を押すと、再びトリガーの信号がやってくるので、「1」の情報と合わさり、画面に「1」と表示されるのではないかと考えました。

「3」の内容を伝える信号はどうなったのかという疑問はありますが、恐らく押しっ放しの方が優先される仕組みなのでしょう。

これは別にチャンネルのボタンだけではなく、音量やメニュー等のボタンでも同様であったことから、「チャンネルを変える」、「音量を変える」等の操作は、リモコン側では同一の仕組みでなされていることも分かります。

こんなことをして遊んでいたら、見たい番組がすっかり終わってました。

どうせなら「本日の放送」も終わっていた方が、この文章的には良かったんですけど。

あいにくしっかりと放送してました。