どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

情報とRSSに見る鴨ネギ

鴨がネギ背負ってやってくる。

鴨がわざわざ向こうから、食べ易い形でやってきてくれることの表現です。

これは情報のRSS配信のことなんじゃないか、と気付いてしまいました。

情報がわざわざ、読み易い形で配信されているわけですから。

最近、どんどんRSSに対応したサイトが増えています。

PubMedRSSを始めました。

PubMedは生物系、医学系の論文検索データベース)

キーワードを指定しておけばそれに関する論文の情報をRSS配信してくれます。

はっきり言ってめちゃめちゃ便利です。

自分で調べなくてもいいんですから。

今までの情報収集は、言わば猟師が鴨猟に出かけるようなものです。

鴨が見つかるかどうかも分かりませんし、見つかった鴨が美味しいかどうかも分かりません。

しかし今は鴨の方からネギ背負ってやってきてくれます。

沢山やって来る鴨の中には、きっと極上の鴨もいるはずです。

つまり、こうやって情報がどんどん向こうからやってきてくれるようになると、便利な反面その情報の取捨選択が非常に重要になります。

情報を見極める目が必要です。

これは難しいことだと思います。

素人よりも、鴨猟歴40年の猟師や代々続く鴨料理屋の12代目の方が鴨の選別は確かであることを考えると、やはり情報の取捨選択にもそれなりの経験と知識が必要になると思います。

自分にそこまでの知識と経験があるか、と言われれば自信はありません。

でもとりあえず鴨は向こうからやってきてくれるわけですし、食べてみればいいかな、と思ってます。

そのうち精度が高くなると思いますし。

鴨でいっぱいになるのはお腹ですけど、情報でいっぱいになるのは頭です。

せっかく便利な技術が色々実用されているんですから、積極的に使ってみようと思います。

情報収集にかかる時間が減れば、遊ぶ時間が増えますし(これが目的)