どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

イメージの言語化

言葉はコミュニケーションの道具です。

言葉によって、意図を他人に伝えることができます。

しかし、その意図を完全に他人に伝えられるかというと、これが中々難しい。

特にその傾向が顕著なのは、「イメージ」に関する事柄です。

イメージ、つまり自分の頭の中にある図や絵を言葉にして他人に伝えるのはとても難しいです。

例えばゴッホの絵を見たことのない人に、言葉でゴッホの絵の感じを伝えるのは至難の業だと思います。

また、地図も同様だと思います。

道を聞かれたときに、「交番のところを左に曲がって大きな木が見えるまでをまっすぐ行って、その先の信号を曲がってすぐ」のように説明はできますが、イメージさせるのは難しいです。

どんな交番なのか、どのくらい大きな木なのか、などを詳しく描写することで補うことはできますけど、やはり限界があると思います。

小説家の人はこのようなイメージを言語化するプロです。

自由に空想する余地を残しつつ、ポイントはしっかりと抑えて矛盾が生じないようにする技術は凄いと思います。

しかし自分のように普通の人が相手にイメージを伝えようとするのはやっぱりとっても難しい。

昨日、髪の毛を切りにいきました。

イメージを他人に伝えるのは、やっぱりとっても難しかったです。

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