どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

どこにでもある

ゲーテ曰く、

「素材は誰の前にも転がっている。内容を見出すのは、それに働きかけようとする者だけだ」

つまり、ブログを更新するネタはどこにでもあるということです。

ネタが無い人は、それを見つける努力が足りないんです。

さて、今日は努力が足りないので特別ネタがありません。

そこでゲーテさんの教えに従って、自分の前に転がっているものをネタにしようと思います。

目薬が転がっていました。

目薬。

私は目薬を愛用しています。

コンタクトをしているので、目が乾いてしまいどうしようもありません。

しかも今は冬で空気が乾燥していますから、目薬は手放せないのです。

毎日何回も何十回も目薬を注し続けて早8年。

今では目から20センチ程度離れたところからでも目薬が目に命中するくらい腕が上がりました。

ところで、「二階から目薬」という諺がありますよね。

goo辞書によれば、「意のままにならずもどかしいこと。また、回り遠くて効果のおぼつかないこと。」とありました。

今の自分になら、二階からは無理でも、1メートルくらい先からなら目薬を命中させられるかもしれません。

本来意のままにならないはずの事象を、その卓越した技術によって自分の思いのままにすることのできる男です。

カッコいい。

早速チャレンジしてみました。

上を向いて、腕を伸ばして1メートル先に…。

1メートル先に…。

来世でテナガザルに生まれ変わったら再チャレンジです。

意のままにならない。もどかしい。