どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

歯牙にもかけない

本題に入る前に。

私信です。

今日は友人の誕生日です。

ただまあ、その友人は今なかなか大変な状況にあるので直接「おめでとう」とはちょっと言いにくい。

というわけでここに書いておきます。

「お誕生日おめでとう」

どんな状況にあっても、「自分の生まれた日」は大事にして欲しいです。

さて、本題。

「歯牙」というのは文字通り「歯」や「牙」のことです。

そして大抵の人は成長するに連れて乳歯から永久歯へと生え変わりします。

子供の歯から大人の歯への成長。

子供から大人への成長。

歯だけが大人への成長ではありませんが、歯もその成長の一部です。

私は大人になっても自分の中の子供の部分を無くさないでいたいなあ、と常々思っておりました。

そんな願いを神様は叶えてくれたようです。

以前歯医者さんに驚かれたことがあります。

「まだ乳歯がある!」

私の口の中には、現役で頑張っている乳歯が二本あります。

私の顎のレントゲン写真を見た歯医者さんの話では、私には本来あるはずの永久歯が二本、無かったらしいです。

影も形も無いと言ってました。

下から生えて来ようとする永久歯が無かったために、乳歯は抜けず、現在に至った、という説明でした。

どこかに歯を二本、忘れてきてしまいました。

「歯牙ない」

私を表現するのにこれ以上適切な言葉は無いかもしれません。