どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

言葉だけじゃ伝わらない

なんでも、「メールの意図が正しく伝わる確率は5割」なんだそうです。

研究結果「メールの意図が正しく伝わる確率は5割」

メールに限らず、文章のみで意図を相手に伝えることはとても難しいと思います。

私は文章を書くときには、なるべく誤解を生じさせにくいように気をつけて書いているつもりですが、実際に文章を読んだ人がどのように受け取っているかは全く分かりません。

意図的に誤解を生じさせようとして書く時もありますけど、意図通りに上手くいってるかも全然分かりません。

「相手に自分の意図を伝えること」を「表現」と定義すると、表現には大きく分けて二種類があると思います。

「言語的表現」と「非言語的表現」です。

「言語的表現」は要するに言葉による表現のことです。

「ありがとう」なら感謝の表現ですし、「ごめんなさい」なら謝罪です。

もう一つ、「非言語的表現」とは、「言葉」以外による情報伝達のことです。

仕草だとか声の大きさ、トーン、表情、目の動き、態度等がそれに当ります。

頭を下げたり、目が泳いだり、声が裏返ったり。

「ニュアンス」の表現はむしろ「非言語的表現」の貢献する割合の方が大きいかもしれません。

例えば、横になってお煎餅を食べながら「ごめんなさい」と言ったところで説得力皆無ですし。

つまり、メールによる「表現」は「非言語的表現」がゴッソリと抜け落ちているんです。

情報伝達の手段が「言語」しかない。

相手の意図しようとするニュアンスが分からない。

キチンと理解してもらおうと思うと、言葉の選択や文章の構成、説明などを吟味しないとならない。

それでも多分、伝わりきれない部分が多いと思う。

しかしながら、文章のみによる情報伝達であるメール(やブログもそう)の中で「ニュアンス」を表現する画期的な「言語」も既に発明されています。

「言語」ってのは時代に合わせて変化するんだな、と強く感じるとともに、発明した人は凄いな、と心底思います。

その「ニュアンス」を表現する「言語」は所謂「顔文字」です。

これによって文章による表現の幅が圧倒的に広がったと思います。

(笑)や(涙)と言った簡単なものから、

(;´Д`)とか(´・ω・`)とか(`・ω・´)とかまで様々。

圧倒的に意図の表現がし易くなりました。

残念ながら、まだ公的な場では使えませんけど。

と言うわけで、私も今の気持ちをきちんと伝えたいと思います。

表現方法が広がっているので、簡単です。

明日も学校です。

毎日やることがあるなんて、嬉しいなあ (´・ω・`)