どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

黄色い悪魔

今年も花粉症が発症しました。

年々早くなってる気がします。

他人に先駆けてくしゃみをする毎日です。

花粉症ってのはそもそも、本来なら無害であるはずの花粉に対して過剰のアレルギー反応を引き起こしてしまっているものです。

安全なんだから放っとけばいいものを、懇切丁寧に体内から排除しようとするために、くしゃみや鼻水や涙やその他の液体が溢れんばかりに湧いてきています。

もっと他のものが湧いてくればいいのに。

やる気とか。

そのくせ、トルエンやキシレンの匂いのように本来なら有害であるはずのものを吸い込んでしまっても、慣れてしまったのか何とも感じない。

多分、体は蝕まれていってるはずなんですけど。

私の体の危機管理能力のへっぽこさが分かるのではないかと思います。

何となく、目の前の些末なことに気を取られて、本当に大切なことにに気付かないでうっかりスルーしてしまってる人みたいですね。

へっぽこな人です。

私の体質のへっぽこさを書いていたはずなのに、いつの間にか私自身がへっぽこであるという文章になってしまった気がします。