一期一会
人との出会いのみならず、物との出会いもまたとても重要です。
ふらりと入った本屋さん。そこで見かけた素敵な本。
何となく気になる本。
このような時は、「その本と縁があった」ということでつい買ってしまうことがあります。
こういう本って、「後で買えば良いや」と思っても意外と買わなかったり、見つからなかったりすることも結構あります。
本のタイトルや作者がうろ覚えだったりして。
後で欲しくなったのに買えない時の悔しさと言ったら、筆舌に尽くしがたいものがあります。
そんな目に遭わないように「買える時に買っておく」というのは意外に重要です。
人間は行動した後悔よりも、行動しなかった後悔の方が深く残るもの。
身に凍みて、理解してます。
また、「買おうかどうか悩んでる」という状態があります。
「悩む」というのは「欲しい」にほぼ同義です。
大体において「買うか買わないか」を悩むふりをして「どうやったら買えるのか」を模索しているのが「悩んでる」状態だと思います。
多分、買うための「理由」が欲しいだけです。
そんなときも、状況さえ許すなら買っちゃえば良いと思います。
どうせ買うまで悩み続けるんですから。
そんなこんなで物欲を正当化してきた結果、部屋に読まずに積まれている本が100冊に届く勢いです(漫画、雑誌を含む)
買う時は「読む時間が無い」とか「そもそも読んでない本が沢山ある」とか、考えないんですよね。
「買った時点で満足」という気持ちも実際のところ強いですし。
そしてまた不意にふらりと本屋に行きたくなる。
「あの本欲しいなー」とか思いつく。
でも流石にそろそろマズいので、今はとりあえず「本を読む」時期と言うことにします。
本を買って読まない、というのは本末転倒ですし。
まあ、「本の内容を知る」というよりも「本を読む」ことそのものが目的になってる当たり、充分本末転倒なんですけど。