ぐーたらのお伴
今日は本気で一日ぐーたらしてました。
起きたときは既に夜の帳が落ちようとしている時間でしたし。
一日を無駄にした感が、たまらなく心地いいと思いました。
できればもう2, 3日こんな生活をしたいくらいです。
一日ぐーたらしているに当たり、昨日から綿密に計画を立てていました。
ただ寝るだけでは能がないし、本でも読もう。
本を読むにしても、頭を使ったり、勉強になったりする本はやめよう。
この上なく下らなくて(変な日本語)、面白い本はないだろうか。
そう考えたとき、一冊の本が思い浮かびました。
あ、この場合の「下らない」は最上級の褒め言葉です。
私は3年前くらいからだと思うのですが、毎日裏ッチックさんを拝見しています。
彼の書く文章が、私にとってツボなんです。
「この人、面白いこと書くなあ」と羨望やら嫉妬やらはにかみやらが入り交じった気持ちで、一人布団の中でハンカチーフを食いちぎる毎日でした。
もちろん嘘です。
その彼が書き下ろした本を思い出した私は、ぐーたらのお伴にするべく、蛍の光のBGMが切ない紀伊国屋書店に走りました。
普通に平積みされていてちょっとびっくり。
昨日の帰宅時の出来事です。
いや、想像以上に面白かったです。
この本は、日常に潜んでいる「気まずさ」を解消するための回答を示してくれています。
というか、そういう体裁を取っています。
しかも、「ベターな回答」「エクセレントな回答」「ある意味エクセレントな回答」の豪華三本立です。
上記リンク先でいくつかサンプルが読めますので、気になる人は読んでみて下さい。
私が下手に解説をするよりも、その方が理解しやすいと思いますので。
お陰で今日一日を無事、ホントに何事も無い一日にすることが出来ました。
こういう感想を抱ける本ってのは希有だと思いますよ。