情報の価値
こんなこともあり得るんだな、と実感しました。
ちょっと長いですけど、以下の記事を読んでみて下さい。
読むの面倒くさいという人のために、一応あらすじを書いておくと、こんな感じです。
友達の携帯から電話がかかってきたから出てみたら、知らないやつだった。
そいつらは友達の携帯を拾ったらしい。
そいつらは「この携帯大事なんじゃないの~」と「お礼」を強要してきた。
そいつらをボコボコにしてやった。
いや、怖いですね。
非常に怖い。
強請ってくる人も怖ければ、相手を倒せちゃうくらい強い人も怖い。
この話の場合は、相手をボコボコに出来るくらいに強い人だったので事なきを得ましたが、私だったらどうなっていたことでしょう。
喧嘩しても勝てるわけが無いし、言葉でけむにまくのも多分無理ですし。
お金を払わざるを得ない状況に追い込まれる気がしてなりません。
そう言えば、この話を読んで思い出したのですが、私は携帯を拾ったことがあります。
地下鉄の中にヒョコっと置かれていました。
「あとで駅に届けるか」と思って、拾いました。
するとその携帯が着信を知らせてきたんです。
サブディスプレイを見ると、「父親」の文字。
携帯を拾ったから駅に届けるつもりだと伝えようと思い、電話に出ました。
「あ、もしもし。この携帯を拾った者ですけど」
そう伝えると、相手の男性も、娘が携帯を無くしたことを知っていたらしく、
「拾ってくれた方ですか?」の返事。
どんな人が拾っているかが分からない状況ですから、「父親」がかけるのは適切だろうと思いました。
「私は○○駅で降りたので、そこの駅員さんに預かってもらおうと思ってます」
私はそう伝えました。
後は勝手に取りにきてね、と言う意味です。
対応としては適切だと思ったんですが。
その男性曰く、「△△駅が私たちの最寄りの駅なのですが、そこまで届けてもらえないでしょうか?取りに伺います。出来れば今すぐ。」
一瞬、「何を言ってるんだろう、この人は」と思いました。
拾った時間は夜の22時過ぎ、私の降りた駅は地下鉄の南側の終点、指定された駅は北側の終点から3駅、まるっきり反対方向だったんです。
早く携帯を取り戻したい気持ちは分かりますが、それはちょっと甘いんじゃないの?と。
早く帰ってスポルト見たかったし。
「ちょっと遠いので嫌です。○○駅に預けますので、取りにきて下さい」
そう伝えて電話を切り、駅員さんに預けてその場を後にしました。
これらのエピソードで分かるのは、携帯を無くすのは怖い、ということだと思います。
どんな人が拾うか分かりませんし、どうされるかも分かりません。
携帯を無くさないのが一番ではありますが、無くした場合のことを考えて対処しておくのが無難だと思います。
1. 最低限のバックアップをパソコンに取っておく。
2. 他人が簡単に使えないように、暗証番号でロックをかけておく。
3. 無くした場合はすぐに使用停止にする。
と言ったところでしょうか。
私は何一つやっていないので、これを機に少しセキュリティを実践してみようかと思いました。