どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

アルビノ

私が大学の構内に、タンポポアルビノ(白化個体)を発見したのは、もう4年ほど前になると思います。

恐らく自然に突然変異が起きたんでしょうけど、場所が場所だけにバイオハザード説もまことしやかに囁かれています(私の中だけですが)

結構綺麗なんですよ。白いタンポポ

白いタンポポを発見した私は、このタンポポが綿毛になるのを注意深く待ちました。

そして、綿毛(つまり種ですね)を一部採取しておきました。

大切に保存し、時期を見て日当りの良さそうな場所に種を蒔きました。

栽培を試みたのです。

タンポポは英名がダンデライオンなので、この白いタンポポには偉大なるジャングル大帝から名を貰い「パンジャ」と名付けました。

今年も白いタンポポが見頃を迎えています。

ここまで増えれば、もう私の手助けは要らないような気がします。

あとは、白いタンポポの種が風に乗って運ばれ、日本中を席巻するのを待つばかりです。

第一発見者は私であることをアピールしようかとも思ったんですが、Googleで白いタンポポを検索すると38,200件も引っ掛かるんですね。

もしかして、割とどこにでもあるんですか?