どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

ラクをするためには

私は基本的に怠け者でラクなことが大好きな人間です。

手を抜くことも忘れません。

しかし、「怠ける」ためにも「ラクをする」ためにも「手を抜く」ためにも、努力が必要なんだと思っています。

最終的な仕事の質を落としたくはないからです。

正確な知識が沢山あれば、手を抜くべきポイントが分かりますし、人よりも卓越した技術があれば、同じ結果を出すまでの時間を短縮することが可能になります。

つまり「ラクする」ための労力は絶対に必要だと言うことです。

そのための手間を惜しんではなりません。

例えば、実験操作でも何でも良いんですが、教えられたことをきちんと間違いの無いように行なうことはとても大切だと思います。

でも、一個一個の操作の意味に疑問を持たず、ただトレースするだけでは意味がないとも思います。

それなら「どうすればラクになるのか」を調べて、考えて、自分なりにアレンジをしてみることの方が意味があると考えてます。

その結果が失敗だったとしても、それはそれで仕方ない。

こう考えると「ラクすること」はすなわち「向上心」なのかな、と思いました。

つまりは「向上心に溢れる人間」。

なんとなく凄い人みたいに聞こえますよね。

でも別の言い方をすれば「いつも怠けようとしている人間」。

自分の場合、「向上心の伴わない怠惰な人間」の可能性が。

ラクするために頑張ろう…。