どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

無意味の意味

「運命の出会い」と言う表現があります。

出会ったのは偶然じゃない、必然なんだ、という意識。

そう考えてしまうことは非常によく理解できるのですが、「出会いは偶然」と考えた方が色々スッキリします。

人と人でも人と物でも構わないのですが、「出会う」というのはたまたま同じ時空間に両者が存在していただけですから、やはりそれは偶然です。

膨大な偶然の積み重ね、確率を計算したら「ほとんど起こりえない」ような確率であっても、「偶然」実際に起こってしまっただけの話です。

サイコロを振ったら6が出た、ということと何ら変わりはないと思います。

そのこと自体に意味はありません。

しかしここで重要なのは、サイコロの6の面には、「6」という意味があることです。

出会いそのものは無意味であっても、出会ってから共有される記憶に対しては、その意味は明らかに存在しています。

大切なのは「出会い」ではなく「出会ったその後」にこそ、その意義を見出すことではないでしょうか。

明日から学部3年生の学生実験のお手伝い(TA)をします。

たくさんの知らない人に出会わないとならないと考えると、ちょっと気が重いです。

基本的に知らない人は苦手です。

その場で私が見出したい意味はただ一つだけ。

「こいつらと上手くやれると良いなーorz」