どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

七夕

今日は七夕です。

せっかくなので、屋上に天の川を見に行きました。

缶コーヒーを持って。

要するにいつも通りの行動です。

心意気が違うだけで。

薄く雲がかかっていたので星は見えませんでした。

七夕は織り姫と彦星が一年に一回のデートをする日で、そのついでに下界の人たちの願い事を聞く日だと理解しています。

以前は一年に一回しかデートできないなんて…、と思ってましたが、今の感覚では一年に一回でもデートできれば、それはそれで楽しいんじゃないかな、と思うようにもなりました。

しかも彼らは「下界の人たちの願い事を聞く」ことが出来るんですから、おそらく「神様」に分類されるような存在です。

すると当然寿命は人間のそれよりも遙かに長いはずなので、「一年」ってのは彼らにとってはそんなに長くないんじゃないか?むしろ人間の感覚に換算すると毎日デートしているようなものなんじゃないか?なんだ全然可哀想じゃないじゃん!

そんなことを屋上で考えてきました。

「願い事」は具体的なものにしてしまうと、願いが「叶う」「叶わない」がハッキリとしてしまいます。

そうすると叶わなかったときに不信感が募ることになってしまうので、こういう時は曖昧な願い事にしておいた方が良いと思います。

どうせ他力本願なんですし。

定義の曖昧な言葉を、さらに曖昧にぼかした願い事をしておきました。

短冊には書いてませんけど。

「みんながどちらかと言えば幸せになるといいかな」

あ。あと自分を最優先でよろしく。