どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

物言わぬ大衆

サイレントマジョリティという言葉があります。

サイレントマジョリティ(wikipedia)

これは、もの言わぬ多数派と言う意味で、積極的に発言はしないけれども大多数であるという勢力のことを言います。

例えばブログにしても、ブログをしていない人が大多数なわけです。

彼らにもそれぞれ考えとか思惑とかがあるはずですけど。

そして積極的にブログなどで意見を公表するような人物と、そのようなことをしない人物とでは「ある事柄」に対する意見が異なる可能性が考えられます。

ブログなどで騒いでいる人の大部分は「こういう意見」だけど、実際に意見を公表しないような人達の大部分はそれと違う「そういう意見」であるような可能性です。

それが「サイレントマジョリティ」です。

ちなみに私は「やかましい少数派」に属するのかもしれません。

一部界隈で話題になっている記事があります。

石田衣良の白黒つけます 中国、韓国と仲良くした方がいい?しなくてもいい?

この記事では、表題の質問についてのアンケート結果が書いてあります。

「やかましい少数派」の私から見たら、順当な結果だと思います。

ネットでこのようなアンケートに答えるような人の結果では、「仲良くしなくても良い」が多数派なようでした。

この結果から色々分析した記事になるのかなー、と思って読むと斜め上に裏切られて中々面白いことになります。

結論部分を少しだけ引用です。

今回のこたえは数字のうえでは「しなくていい」派が圧倒的だったけれど、応募しなかった多数のサイレントマジョリティを考慮にいれて決定させてもらいます。中国・韓国とは仲良くしたほうがいい。
これは斬新な結論です。

この方法論は幅広い応用が可能ですね。

別に女の子に告白とかされないけど、サイレントマジョリティを考慮に入れて決定させてもらいます。

私は実はモテモテです。みんな言わないだけなんです。

何だろう、この虚しさは。