どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

文章を書くこと

ブログを書くことは文章を書くことです。

文章を書くことは読む人に意図を伝えることです。

19ヶ月くらいブログを書いてますけど、やっぱりこのことは難しいと思っています。

言語を文字に落とし込んだ途端に表現の自由度が小さくなるからです。

正に「文字通り」にしか受け取れない言葉になってしまいます。

文章を書くのが上手な人は「行間を読ませる」ことが出来るんですが、私にはそこまでのテクニックはありません。

ブログを始めて3週間後くらいにこんなエントリを書いてました。

どことなくなんとなく;文章を書くこと

基本的にこのエントリに書いている考えは、今でも変わっていません。

自分で自分の文を引用するのも変な感じですが、一部を引用します。

文章によって、自分の意図を他人に理解させることは実は結構難しいです。

100人いれば100通りの感性が存在しますし、各人の語彙も違います。

その文章の内容に対する知識が重要なファクターとなる場合も多いです。

それでも文章を書かなければならない事情は必ず存在します。

私が文章を書く上で気をつけていることは

「わかりやすく、誤解を生じさせにくく、簡潔に」

ということなのですが、実践できているとは思えません。

私が特に大切だと考えているのは「誤解を生じさせにくく」の部分です。

ブログに文章を書くことは、コミュニケーションというよりも「言葉を放り投げている」に近いことです。

もちろん読み手を想定して言葉を選んでいますが、それはあくまで想定です。

読んで下さった方がコメントで反応して下さった場合に限り「コミュニケーション」が成立する状況なので、それ以外の場合では自分の言葉が自分の意図通りに受け取られたことを確認する術がありません。

そのような状況下では「誤解を生じさせないこと」が特に重要になると考えています。

それが上手くいっているかは自信がないのですが。

有り難いことにコメントや他の方のエントリなどで「文章が分かりやすい」とのお褒めの言葉を頂いたことがあります。

文章を書いていて一番嬉しい言葉です。

最近分かりにくいしつまらないな、と思われないようにしたいと思っています。

つまらないのは昔から、ということはとりあえず置いておいて。