どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

シミュレーション

意外に面白くて意外に役に立つと思うことに「自分シミュレーション」があります。

「シミュレーション」というくらいですから、頭の中であれこれ考えるんですが、その対象が「自分」です。

しかもシミュレーション内容は「未来」ではなくて「過去」。つまり、今日一日のことを回想しつつ、もう一度シミュレーションしてみるんです。

一日のうちに交わした会話や実行した事柄、選んだ選択肢などを思い出して、「本当にそれで良かったのか?」と考え直してみます。

会議とかでプレゼンをして、質問に受け答えした場合などが分かりやすいのですが、「あの質問に対する答えはあれで良かったのか?」「今ならどう答えるか?」ということを色々考えると、良かった面悪かった面の把握が結構容易になる気がします。

追経験しているとも言い換えられると思います。

私はこれを帰りの道すがらにやる場合が多いです。

勿論時間は限られているので(長くても15分も考えない)、思い出すのはその日のポイントとなるものだけです。

ポイントとなる会話、ポイントとなる行動、ポイントとなる思考の再シミュレーションです。

こうして考えているうちに、そのポイントとなる時点では気付かなかったことに気付いたり、ああそうかと理解が進んだりすることもあるので、楽しいです。

そして今日みたいに、一日のシミュレーションを開始しようとした時に「あー、今日は誰とも話をしてないや」と気付いてしまう日も勿論あります。

今日のポイントは「如何に誰とも会話をせずに一日の行動を終わらせるか」についてになりました。