指が長いらしい
私はたびたび「指が長いね」と言われます。
こういうことに気づくのは女性のほうが多いようですけど。
写真を撮ってみました。
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「ピアノ弾けそう」とか「ギター弾けそう」とか「器用そう」とか言われることもあるんですが、生憎とこの手は何にも出来ません。
でも、関節は凄く柔らかいんです。
小指などは後ろに反らせていくと手の甲に付きます。
指を反らせて手の甲に付けている写真を撮ろうとしたんですが、左手の指を反らせるためには右手が必要で、右手の指を反らせるには左手が必要で、どうしてもカメラのシャッターを押すことができませんでした。
なので、とりあえず前後に180度ほど開いた写真を撮ったので、載せてみます。
(クリックでちょっと拡大)
昔、ジャンプかサンデーかその辺の雑誌に「野茂英雄物語」みたいな漫画が載ったんです。
彼の武器はフォークボールで、フォークボールは人差し指と中指でボールを挟むようにして握るのですが、その「ボールで指を挟む」ということを非常に苦労した、という描写がありました。
でも私は個人的にその描写にさっぱり共感できなくて。
バスケットボールでもフォークの握りが出来ますから。
こう考えると、「指が柔らかい」という形質を生かせるのは、野茂英雄のようにフォークボールを投げる必要のある人とかピアノとかもそうなのかもしれませんが、そのような人達です。
私がこの形質、才能と言い換えても良いかもしれませんが、これを生かすことは多分一生ありません。
きっと、世の中には気づいていないだけで無駄になっている才能が沢山あるんだろうなあ、と。
「この人、野球をやらせたら凄いのに、何でやらないんだろう」みたいな人が。
自分のやりたいことと、自分の才能がマッチしていることを願わずにはいられません。
指が柔らかいことが生かせる実験技術は今のところは思いつきませんけど。