どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

缶コーヒーじゃ足りない

もう日付としては一昨日の話になってしまうのでちょっと恐縮ですが、他に書くこともないので書こうと思います。

その日は雨が降っていたんですけど、夜には何となく晴れました。

屋上はいつもよりもちょっとひんやりとして、空気が心地良い気がしました。

いつものようにあったかい缶コーヒーを片手に、屋上でまったりとした時間を楽しんでいたのですが、何故かその日はどうにも落ち着きません。

正確には、苛立ちが消えなかったんです。

傍らでは空き缶がすっかりと冷えていました。

そういえば、大学内で後輩達が飲み会をしていたな、ということを思い出したので、メールしました。

タイトル「酒が飲みたい」

本文「酒が飲みたいから、一缶持ってきて。金は払うから。屋上にいるから」

返事が来るかどうかは五分五分かな、と思っていましたが、意外にすぐに返事が来ました。

発泡酒とビール、どっちがいいですか?」

正直どっちでも何でも良かったんです。

アルコール分さえ入っていれば。

というわけで、その旨を伝えました。

「じゃあ、チューハイ」

もの凄く久しぶりに、屋上で酒を飲みました。

チューハイです。

後輩が話し相手になってくれたのが有り難かったです。

一缶くらいでは酔うはずもありませんが、何となく良い気持ちになりました。

最近は少し、気持ちが尖っている日が少なくありません。

そのせいで周りの人に気を使わせていないかが心配です。

特にこの後輩には酒を持ってこさせた挙げ句に、屋上で話までしちゃいましたから、申し訳なく思ってます。

これらを回避するためには、カリカリしないようにするか、酒を備蓄しておくか、むしろ居酒屋の常連になってしまうか。

「おっちゃん、いつもの」で全てが通じる、そんな行きつけが欲しいと願う今日この頃。