どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

酒と徹夜と再起不能

昨晩はちょっと大規模な飲み会がありました。

7つの研究室の合同です。

大学の建物内が飲み会会場でした。

当初、私は終電で間に合う時間に帰る予定でした。

しかしもう一人、終電を逃したら帰れない後輩に、「kasaさん、朝まで飲みましょうよ」的なことを言われ、「まあ、いいかな?」ということで朝までコースが確定しました。

その後輩には、私が逃げないように携帯の番号とアドレスまで握られて、完全なロックオン状態が完成しました。

別に逃げる気は全くなかったのですが、お互いにひとりで朝まではちょっと寂しいので、ある意味「約束」の意味です。

帰れなかったのは私とその後輩の二人だけだったのですが、結局4人で朝6時くらいまでまったりと話をしたりお茶を飲んだりしていました。

私以外の3人は学部の4年生です。若いです。

昨日はその3人以外にも、4年生と話をする機会が多かったのですが…。

昨年度、私は学生実験のTA(ティーチングアシスタント)をやった関係で、現在の4年生の人達とは面識があります。

そして彼らは、4月の始めから「研究室」に配属されて、一ヶ月が経過しようとしていた時期でした。

研究室に配属されるとそれまでの生活が全く変わってしまう上に、先輩や教官との絡みも増えて、しかも初めての「自分の研究」を遂行しないとならない立場に追い込まれます。

実際、大変なストレスだと思います。

自分自身のことを振り返ってみても。

昨日話した4年生たちは、それぞれが研究テーマや人間関係、あるいはこれからのことについて、不安や不満を抱いている様子でした。

酒が入っているからか、感情が出てきやすくなっていて、不安や不満を聞くことが出来たようにも思います。

私と話をしているときに泣き出しちゃう女の子も居たりして、私がオロオロしたりして。

とりあえず、何人かには研究室で私が経験してきたことをちょっぴりだけ話をしました。

研究室6年目ともなると、それなりに色々あったですし。

アドバイスにもならないと思いますが、「こうするのも有りかもよ?」というような話も少し。

彼らの不安が和らぐとも思えませんが、少しでも参考になれば、意味としては充分かな、と。

あと、「まったり大事。屋上オススメ」とも伝えておきました。

ちょっと先輩ぶって書いてしまいましたけど、話の内容の9割は下らない話でした。

個人的にはすごく楽しい時間を過ごしました。

そして朝6時頃から少し実験をして(金曜日に仕掛けてしまっていたのでやらないわけにはいかなかった)、8時頃帰宅して寝ました。

そしたら全く動けなくなってしまって、結局土曜日は再び学校に行くことはありませんでした。

こんなにも後遺症が残る事実にビックリです。

これは決して歳のせいではなく、徹夜に慣れてなかったからですね、きっと。