どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

一緒にいること

研究室の先輩の結婚式がありました。

夫婦揃って研究室の先輩です。

私は二次会から参加してきました。

とても良い会でした。

結婚式やその関連のイベントに参加するのはこの半年くらいで三回目になります。

どことなくなんとなく;結婚式

どことなくなんとなく;宴の後で

私はこのような席で楽しそうにしている新郎新婦や、彼らを囲んでいる人達を眺めているのが好きなので、今回も眺めていました。

何というか、新郎新婦を囲んでいる人達というのは、ある意味新郎新婦にとっての歴史でもあるわけです。

その様子を眺めていると、なんとなく彼らのこれまでが垣間見えるような気がして。

「結婚」というイベントは、正直私には実感を持って理解することはできません。

いつかはするかもしれませんけど、今日明日にするようなことでもありません。

一人の人間が、別の一人の人間と一緒に過ごしていく決断が、果たしてどれほどのものなのか。

こればっかりは自分で経験するしか無いんだと思います。

でも、決断の重さは理解できなくても、時間の重さは理解できます。

出会って、仲良く喧嘩しながら愛情と信頼を深めて、そして結婚へと至るまでの年月はやはり重いはずです。

一人の人間が結婚を決意するまでの年月を、もしかすると私はずっと一人でぽこぽこと歩んできたのかもしれないと言う事実は、別の意味でちょっとだけ重いかもしれません。

一人でいるスキルだけは凄く上がりました。

個人的にはそれはそれでいいや、と思ってはいますけど。

このタイミングで書くと負け惜しみにしか聞こえないような気がしますが、それは気のせいです。

仮に将来私が結婚するとして、結婚は一人では出来ないので、私と結婚してくれる女性が必要です。

その人はどんな人なのかを想像してみると、私と一緒にいたり話をするのが苦ではなくて、私も一緒にいると楽しくて、素の自分を出しても大丈夫で、私と結婚しても良いかな、と思ってくれる人です。

これはなかなか高いハードルです。

今はちょっと超えられそうにないので、とりあえずハードルをくぐる方法を考えてみます。