OSを英語環境にしてみた
Mac OSX は多言語対応なので、日本語でも英語でもドイツ語でも中国語でも、好きな言語環境での動作が可能です。
私はこれまでOSを日本語で動かしてきました。
でも前々から気になっていた情報として、「英語環境の方が動作が軽い」というものがありました。
きっと日本語は、表示に必要な文字数が英語に比べて格段に多いためなんだと思いますけど。
私は今、「如何にOSを軽快に動作させるか」を最重要として考えているので、今日、言語環境を英語にしてみました。
結果、体感できるレベルで動作が軽快になりました。
快適。
かなりオススメです。
基本的には英語環境でも日本語のファイルは扱えますし、今この文章を入力しているように、日本語の入力も問題ありません。
ただし、今まで日本語環境だったものを英語環境にしたことで、いくつか気になることも出てきました。
それは、アプリケーションによっては文字化けをしてしまうということです。
大抵のアプリケーションには英語の言語リソースが入っているので、OSを英語環境にすることで全ての表示が英語になります。
これはとりあえず英語として表示されているので問題はありません。
問題なのは、「日本語版」などとして配布、販売されていて、そのアプリケーションの中に英語のリソースが含まれていない場合です。
この場合、2パターンの挙動を取り得るようです。
一つは、日本語のリソースしか含まれていないから、全て日本語で表示するもの。
もう一つは、英語リソースが含まれていないから、文字化けしてしまうもの。
前者は今まで通り日本語で表示されるので、大きな問題はありません。
問題なのは後者です。
これでは使い物になりません。
私の場合、仕事で頻繁に使うアプリが後者の挙動をとってしまい、困ったなー、これじゃあ使い物にならないなあ、ということで、色々調べました。
回避法がありました。
どうやら、アプリケーションごとに言語を選択できるみたいです。
使用する言語を設定したいアプリケーションのコンテキストメニュー(右クリック)から「情報を見る(Get Info)」を選択し(アップル+iでも可)、Languegeタブから使用したい言語を選ぶだけです。
文字化けしているアプリケーションの場合、「Japanese」だけを選択して、他の言語のチェックを外せばOKです。
もちろん、文字化けをしていないアプリケーションに関しても同様の方法で日本語で使うことが可能です。
これで、ほぼ何の問題もなく常用できるようになりました。
もう一つ、私にとっては些細な問題ですけど人によっては大きな問題になるものとして、Flashプラグインの中の日本語部分が化けることがあります。
SONYのサイトとかが思いっきり文字化けしてましたけど、気にしません。
これに関してはTerminalを使った回避方法が書いてありました。
どうしても気になったり、直さざるを得ない状況になったら直します。
ニコニコ動画が問題なく表示されたので、私にとってはそれで十分。