どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

電子的に本を読む

本が増える一方だよどうしようというエントリを昨日書いたんですが、この「本の収納」問題を改善する方法の一つに、「書籍の電子化」があります。

全部デジタルにしちゃえば良いんです。

でも、私の知る限りこのような「電子ブックス」が成功を納めているとは言い難い状況です。

ほぼ唯一の例外としての「青空文庫」を除いては、ですけど。

青空文庫

http://www.aozora.gr.jp/

青空文庫早わかり」の項から、青空文庫についての説明を一部引用します。

青空文庫は、利用に対価を求めない、インターネット電子図書館です。

著作権の消滅した作品と、「自由に読んでもらってかまわない」とされたものを、テキストと XHTML(一部は HTML)形式でそろえています。

著作権を保護する期間は作者の死後50年までですので(これを延長しようとする動きがあるようですが)、著作権の切れた作品を青空文庫では無料で公開しています。

索引を見ていただければ分かるとおり、そうそうたる品揃えです。

私はこのような電子書籍の最大のデメリットとして、「読みにくい」ことが挙げられると思います。

紙媒体の「本」に比べて、凄く読みにくいんです。

基本的にパソコンのディスプレイで読むような形になるので。

逆にこの「読みにくい」点が我慢できるレベルまで改善できれば、これほど魅力的なコンテンツはそうそうありません。

どうにかならないかなあ、と色々と考えた結果、思いつきました。

ピコーン

「携帯で読めばいいのでは?」

自分は地下鉄通学なので、必ず毎日一定時間本を読めます。

携帯なら読むことがそれほど苦痛ではありません。

この思いつきは当たり前すぎる思いつきなので、ネット上に沢山の情報がありました。

私はWillcomW-ZERO3[es]を使っているため、特にこの記事を参考にさせていただきました。

ウィルコムファン W-ZERO3 : 【電子ブック】W-ZERO3[es]を電子ブックビューアにして読書しよう

やっぱり縦書きルビ有り明朝体です。読みやすい。

Aozora

記念すべき最初の読書は、太宰治の「人間失格」です。

もし、青空文庫で公開している作品の中で、「これが面白いよ」などなどをご存じでしたら是非教えてください。

私はこの時代の文学について全く詳しくないため、非常にそのような助言は有り難いですし小躍りを小躍ってしまいそうになるくらい嬉しいです。