どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

UFO

UFOがいるかいないか、これはとても難しい問題です。

これを議論するためには、まずは「UFO」を定義しないとなりません。

「UFO」は「Unidentified Flying Object」の略なので、「未確認飛行物体」のことです。

文字通りに解釈すれば「空を飛んでる良く分からないもの」なので、確認さえ出来なければ鳥だってテポドンだって宇宙人の乗り物だって「UFO」です。

その意味では、きっと「いる」可能性の方が高そうです。

言い換えれば、観測者が確認し損なうことは有りそうです。

じゃあ、もっと狭義の意味で、「宇宙人の乗り物」「空飛ぶ円盤」を「UFO」とした場合はどうだろう、と考えます。

この場合「UFOがいるかいないか」の議論はそのまま「地球にやってこれるだけの技術・文明を持ち、本当に地球にやってきてしまった宇宙人はいるかいないか」の議論になります。

そして、「いない」ことを証明しようとすることは悪魔の思うつぼなので、常に「いるかもしれない」という可能性を捨てることは出来ません。

「いる」ことを証明するのは宇宙人を一人連れてくるだけだから、簡単です。

つまり、「いる」か「いるかもしれない」の二択しか取り得ないことになります。

ロズウェル事件的には、「いる」と言っちゃいたくもなります。

その場合、ロズウェル事件の検証をしないとなりませんけど。

少なくても、私の知る限りでは「いる」という証明はなされていないので、現状では「UFO」は「いるかもしれない」の一択です。

選択の余地はありません。

そして「いるかもしれない」からこそ数多くのSF作品を楽しむことが出来るわけで、この幸運を最大限享受するのが楽しい生活を送る秘訣かな、と思いました。

ちなみに「宇宙人」「UFO」と聞いて一番始めに思い出したのは、アーサー・C・クラークの「幼年期の終わり」でした。

人類が未知の知的生命体と邂逅して、種としての「幼年期」を脱する日が来るのか?!

乞うご期待。