どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

漢字が難しい。

常日頃から、割と(どうでもいい)文章は沢山書いているんですが、自らの手と頭のみで文章を書く機会がめっきりと減っていました。
すっかりとパソコンに頼りきりで。
すると、いざペンを持って文を書こうとすると、色々と困ったことが起こります。
字が汚くなっていたり。
漢字をさっぱり書けなくなっていたり。

字が汚いのは、一生懸命丁寧に書くことで、どうにかこうにか補正できます。
でも漢字を書けないのはどうにもなりません。
しかも、小学校中学校高校くらいまでは割と漢字が得意だったせいか、書けないのに「書ける!」と思ってしまうんですね。
そして書いてみた漢字は、どこかなにか違うんです。
ちなみに「就」「抜」「疲」あたりの字を書けませんでした。
変だなー、というのはわかるのに、正確には書けない末期症状。
どうしても思い出せなかったので、パソコンで変換して、それを見て書きました。
末期症状。

このままだと本格的にマズいことになるかもしれません。
最低限の漢字くらいは、きちんと書けるようになっておかないと。
そうでなくても、最近はちょっとした走り書きのメモ程度のものでも著しくひらがな頻度が高くなっている状態ですし。
ひらがなで誤摩化せる日本に生まれたお陰でちょっとだけ助かっています。

ところで、日本には漢字の他にひらがなとカタカナがあるので、誤摩化しの手段は多彩なのですが、中国や台湾ではどうやって誤摩化すんだろうと疑問に思っていました。
それで以前知り合いの台湾出身の人に聞いたことがあるんです。
「漢字思い出せないとき、どうやって誤摩化すの?」と。
答えは、「誤摩化せない」でした。
台湾に生まれてたら、私は今頃相当にどうしようもない人間になってました。
漢字書けませんし。
危なかったです。
日本に生まれた幸福を噛みしめつつ、なんとかかんとか誤摩化しながらこれ以上状態が悪化しないようにしないとマズいなあ、と思ってます。