どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

新しいこと

春からお世話になる研究室に行って、少し話をしてきました。
主に私の携わることになる研究テーマについてです。
ポスドクと言う立場で雇ってもらう身分ですので、正直その教授の言うことはどんなテーマでもやろうと思ってましたが、なかなか難しいテーマになりそうです。
凄く面白そうではあるんですが、「一体何年かかるんだろう…」というのが正直なところ。
そのかわり、一度軌道に乗せることができれば、大きな研究に発展する要素を秘めています。
時間、リスク、メリット、デメリット…、この辺は考えだすとキリがないですしね。
私がしっかりとこの辺のことを考えられる人なら、博士なんて取らずに修士で就職していたはずですし。
それにポジティブに考えれば「何年もかかりそう」な研究テーマだと言うことは、「何年かは雇ってくれる」という意思表示かもしれません。
やった!

その研究に対する興味はしっかりと持てましたし、実際すごく面白いと思うので、これから色々と調べようと思っています。
目の前に新しい目的が見えてくると、やる気が湧いてきます。
ちょろちょろと。

今までにも何度か「春から新生活」とは書いていたんですけど、あんまり具体的な実感としては認識できないでいました。
今の生活が終わるということが、何だか不思議で。
でも、実際に新しい研究テーマについて話をして、具体性を持って考えたり準備をしたり、或いは今の研究室からいなくなる用意を始めたりしなくてはならない状況になってきました。
否応なく「残り時間」を意識してしまいます。
あと少しでここを出て行って、そこに入って行くわけです。
やった!

指折り数えつつ、残りの仕事を終わらせればいよいよ新生活。
でも、どう考えても残りの仕事を終わらせるために折る指の数が足りないのが困ったところ。