どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

目的と手段

一応、私は4月から学生ではなく「研究者」という肩書きになります。
下っ端ですけどね。
「研究者」と言うからには研究をするわけなんですが、この「研究」を「目的」にするのか「手段」にするのかで、私の取るべきスタンスは大きく変わるように思います。
私自身の好みや考え方を基にすると、より「目的」を指向していると思うんですが、「手段」としての研究を意識しないとマズいだろうなあ、とも思っています。
生きていくための手段です。
この辺のバランス感覚は非常に重要ですけど、凄く難しいと感じています。
「手段」とするようなやり方に対して、苦手意識があるだけに尚更です。

博士課程の学生であった間は、主体的に研究をしなければならない立場ではありましたが、「学生」ということで守られていた部分があることは否めませんでした。
実感としてもそのような部分はあったように思います。
それが、あと2週間ほどで「研究者」として生きていかなくてはなりません。
「目的」と「手段」を使い分けながら。
この辺のことは、はっきりと意識しておかなければならないと思っています。

ということで、学生である今のうちに何かはっちゃけてやろうかとも考えましたが、2週間はあまりにも短すぎます。
結局、雑務に追われてお終いですね。