どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

魔都上海4

上海の話も、今回で終了です。
流石に戻ってきてから一週間くらい経ちますしね。
もう忘れかけてます。
本当は、このような話題は鮮度が命なので、現地で更新するのが一番なんです。
ただまあ、熟成させた方が美味しい場合もありますし、気にしないで話題にすることにします。
熟成されていれば、の話かもしれませんが。

上海に行った本来の目的である「ワークショップでの発表」について一切書いてなかったので、そのことについて簡単に書きたいと思います。
今回は私が所属する大学のとあるプロジェクトと、上海にある大学との共同開催と言うことで100人規模くらいのワークショップが開催されました。
そこで発表しないとならない経緯があったので、発表してきたという次第です。

今回は口頭発表とポスター発表、その両方を行ないました。
言語はもちろん英語。
特に口頭発表では正直かなり自分の英語力の無さを痛感しました。
発表しているうちはまだ良いんです。
原稿はあらかじめ用意できますし、覚えることが難しくても原稿を読めば良いですし。
問題は質疑応答。
当たり前の話ですが、英語で質疑応答をするには、「相手の言っていること」を理解できて、なおかつ「それに対する答え」を英語で言わないとなりません。
「聞けて」「話せて」じゃないと、文字通り話になりません。

私の場合、「聞く」ところまでは想像力を最大限に働かせてどうにか理解はできるのですが、肝心の「話す」ところが絶望的でした。
英語の勉強が必要だなあ、と痛感してきました。

加えて、中国の学生は英語が上手いんです。
発表を見ていてもそうでしたし、会話する上でのコミュニケーション能力もそうです。
彼らは、英語でのコミュニケーションに何ら不都合を感じてませんでしたので。
いやー、ホントに凄いなあ、と感心してきました。

ところで約2年前にこんなことを書いてました。
どことなくなんとなく;いんぐりっしゅぷりーず

英語を「読む」「聞く」「話す」「書く」の中で、「アウトプット」側に属する「話す」と「書く」が決定的に力不足です。
どうにか勉強をしないとマズそうです。

ホント、どうにか勉強をしないとマズいことになりますよ。

また二年後にこのエントリを見返して、「英語ができないとマズいよ」と思うことにはならないようにしたいです。