Monkeys pay for sexy pics.
とほほな感じ。
Nature DIGEST March 2005 Vol.02, No.3より。
(原文はCurr Biol. 2005 Mar 29;15(6):543-8.)Abstractはこの辺。
「Hな写真のためなら我慢するよ」だそうです。アカゲザルは、もらえるジュースを減らされたとしても、群れのリーダーの顔やメスのお尻の画像を見たがる。
今回の研究では、オスのアカゲザルに次の2つの選択肢から1つを選ばせる実験が行われた。
選択肢Aでは、サクランボジュースを1杯飲める。選択肢Bでは、同じ群れの他のアカゲザルたちのさまざまな様子の画像を一枚だけ、0.5秒あまり見られるが、飲めるジュースの量が選択肢Aよりも多くなったり少なくなったりする。
「アカゲザルは基本的にジュースにうるさく、量の違いにとても敏感になっていた」
アカゲザルは、力の強いオスザルの顔やメスザルの後四半部(後脚と臀部)を見るためならばジュースの量が減ることを受け入れた。しかし自分よりも地位の低いオスザルを見つめさせるには、ジュースの量を増やしてサルのご機嫌をとる必要があった。
「ほぼ全てのオスザルは、メスザルの後四半部の画像を見るためにジュースを我慢していた。この画像の価値は本当に高かった。」とDeanerは語る。
サルも人間も変わらないみたいです。
個人的にはメスザルに対しても似た実験はしたのかな?と疑問に思いました。
純粋に、こういう対価を支払っても興味を示す対象に性差があるかが気になる。