どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

キャラクター

どのような小説、漫画、映画等でも大抵の場合主人公が居て、脇役が居て、物語が進行していきます。

そしてその物語を外から楽しむ読者(視聴者)は主人公の視点を主として、時には脇役の視点を楽しみながら、最もその物語を面白く感じるように設計された流れに沿って進行を見守ります。

では、自分自身の人生を一つの物語と捉えた場合、それはどの程度魅力的な話になり得るのでしょうか?

血湧き肉踊る大冒険のようなスペクタクルではないことは確かです。

切なくて、涙を流してしまうようなラブストーリーでもありません。

読者の予想を次々と裏切るようなミステリアスな展開もありません。

いくら考えても、何となく生きてきた私の人生を物語にするのは難しそうです。

今、物語を作製すれば、おそらく原稿用紙3枚くらいです。

自伝を出版するための道のりは遥か彼方です。

しかし、私にとってはこの物語が面白くならなければつまらないです。

それには、私の人生にとっての脇役の方々の協力が不可欠です。

そしてそれらの人々とスペクタクルでラブリーでミステリアスな展開を作り上げていかねばなりません。

というわけで、これまで出会った方々、よろしくお願いします。

また、これから出会うであろう人たちもよろしくお願いします。

特に、ヒロインの人はできるだけ早く登場した方がいいと思います。