どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

知っておきたかったこと

Natural Highの中の人に話を振られたので書いてみようと思います。

知っておきたかったことを読んで。

高校のときに知っておきたかったこと…。

Natural Highの中の人は知ってると思いますが(彼とは高校の同級生)、私の高校時代は勉学に励むわけでもなく、課外活動に勤しむわけでもなく、毎日をまったりとゆったりと無為に過ごしてきました。

でも、今振り返っても別に自分の高校時代に不満も後悔も無いので、例えどんなに選択肢が多かろうと、やっぱり私は「まったり」な生活を選んでいたと思います。

そうすると「知っておきたかったことは無い」と言う答えになってしまいました。

「昔こうしておけば良かった」を考えるなら「今何をすればいいか」を考えますしね。

今知らないことについては「知っておけば良かった」と議論することはできませんし、今知っていることに関しては、今知っているのでそれで充分です。

それでも知っておきたかったことは何か、と問われれば逆に「全部」と答えます。

「知識」は多ければ多いほどいいと思いますし、「知らなければ良かった」と言うことは、人間関係のドロドロした部分を除けば皆無です。

知識のプールは大きければ大きいほどいいと思います。

これが「全部」と答える理由です。

しかし、「知識」以上に大切なのは、「知識」をソースとして理論を展開させる「方法論」です。

知っているだけでは無意味で、それを利用し、発展させてこその「知識」の存在理由です。

「分子の振動が激しいほど物体の温度は高い」「マイクロ波はエネルギーを持っている」と知っているだけでは無意味なのです。

「じゃあ、マイクロ波で分子を動かして摩擦熱を発生させれば、物体を加熱できるんじゃないのかな?」と考えることが重要だと思います。

というわけで「今現在の私」は、材料となる知識とそれを応用していける脳みそが欲しいです。