どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

バイリンガル

英語も日本語も分かる人は、英語も日本語も理解できます。

とすると、例えばテレビ等で英語のインタビューを見ても、通訳の人が訳す前、或いは字幕が出る前に、言っていることを理解できるわけです。

しかも通訳の人が訳したのを聞いて、「そこはそういうニュアンスじゃないんだよな~、もっとこう、アンニュイな感じ?」のように、優越感に浸ることができます。

今、夏真っ盛りです。

夏と言えば稲川淳二に代表されるように、怖い話です。

特番では「恐怖!廃校に女の悪霊が!!」のようなものが放映されています。

大体の構成において、自称霊能者の人たちが心霊スポットに乗り込んで「ここには強い怨念が感じられます。そこに女の人の幽霊が!」みたいな風に言うわけです。

私のように全く幽霊が見えない人は、見えないことに恐怖して恐れおののくか、「言うだけならいくらでも言えるよ」みたいに強がるかのどちらかの態度しか取れません。

でもこういう番組って、本当に幽霊が見える人にとってはどういう風に見えてるんでしょうね。

「あ~、確かにそこに女の人の霊は居るけど、メインはそいつじゃないんだよな~。もっとこう、奥にいるでかいヤツ?」のように、優越感に浸っていると思うんだけど、どうだろう?