どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

よく物の例えとして、好調なことを「追い風」、逆境なことを「向かい風」、など「風」に例えることが多いです。

風は流れを伴っていますし、印象としてはとても分かり易い表現だと思います。

じゃあ、「追い風」と「向かい風」が全く逆のものであるかというと、そうではないと思うんですよ。

追い風にしろ向かい風にしろ、「風が吹く」という状況は変わりません。

比喩を用いないならば、とちらの場合でも同様に「何らかの状況が変わる」という状態にあることになります。

自分にとって都合が良いか悪いかの違いがあるだけで。

ならば、その風の利用の仕方によっては「追い風」にも「向かい風」にもすることが出来るわけです。

自分のスタンスを再考すればいいだけです。

一番どうしようもないのは、「無風」。

どうあがいても流れが起きないような状況ではどうしようもありません。

自分の力で風を起こせればいいのですが、そう都合良く扇風機は落ちていません。

どうにも自分には先週から今週にかけて、向かい風が吹いています。

でもこの風は物凄く利用価値の高い風です。

とりあえず、自分のやらなきゃならないことははっきりしましたし、気合いも以前に比べたら入りました。

だから長期的な視点で見れば、自分にとっての追い風が吹きはじめたのかもしれません。

そう思ってやってみることにしました。

どうなるかは1年後、2年後のお楽しみ。

楽しくない結果になってたらどうしよう。

それはそれで面白いような気もしますけどね。