どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

ツキ

最高に運がいいと思うこと。

死なないで生きていること。

自分はまだ学生なのでへなちょことは言え、生きている仕組みを研究しています。

体全体の機能を調節する仕組みについてです。

自分の場合は神経系やホルモン系からのアプローチですが。

実験すればするほど、勉強すればするほど、知識が増えれば増えるほど、こうやって絶妙のバランスを保って生きていることが不思議になってきます。

どこか一カ所のバランスがほんのちょっと狂ってしまっただけで、簡単に病気になってしまいますし、場合によっては死んでしまいます。

狂っただけで病気になってしまうのに、その調節の幅自体は結構融通が利くのがまた不思議です。

膨大な量の遺伝子の発現、タンパク質の合成、化学反応、電気パルス、物質間の相互作用の上に、生きて活動しているという実感が成立します。

これが破綻せずに今日も元気なんですから、最高に運がいい。

最高に運が悪いと思うこと。

死なないで生きていること。

言うまでもなく、生きていれば色々なことがあります。

良いこともあれば悪いこともある。

毎日いくら考えても考えることは無くなりませんし、悩み事も尽きません。

「何にも悩み事がなくてハッピー」という人はそんなに居ないと思いますし、そういう人は考えることを放棄しているだけです。

自分にもそれなりに悩み事がありますし、これから生きていく限り色々なことで悩んでいくんだと思います。

良いことにしても悪いことにしても、悩みのタネになることには変わりがありません。

死ぬまでこんなことを考えていくわけですから、最高に運が悪い。

ただ、「運の良さ」がなければ「運の悪さ」を味わえないことを考えると、今はどちらかと言えば運がいいんだと思います。

そこそこ幸せですしね。

今回のJUGEMのテーマが「最高にツイてる日、最高にツイていない日」だったので、ネタ振りありがとうと言うことでちょっくら書いてみました。

そしたらテーマとは全然違う文になってしまいました。

いっつも話がズレちゃうんだよなー、と考えると悩みのタネがまた一つ。