責任者出てこい
このように強く言う人に限って、「自分にも責任がある」とは考えないんですよね。
私個人の意見としては、責任者は責任を取るために存在しています。
そのリスクと見返りに普段のお給金が高いんです。
その人が責任を取らないのでは話になりません。
加えて今回の騒動では購入した人達にも大きな責任があります。
売買契約の際に最終的に「買う」と判断してハンコを押した責任です。
購入したものが不良品だった場合、売り主に「金返せ」というのは理解できます。
でもそこで「国」に補填を求めるのは虫が良すぎる話ではありませんか。
買ったものの金額がたまたま高かっただけで、レベルとしては「100円ショップで買ったホッチキス、もうちょっとマシな作りだと思ってたけどすぐ壊れたよ」と同じレベルです。
ちなみに私の話です。
国に「100円返せ!」と強く迫れば、100円返してくれるのかな。
あと「代わりのホッチキスをよこせ!」と。
「いける」と判断して買ったのは自分なのにね。
気の毒だとは思いますけど。
というわけで、私は今回の騒動を生暖かい目で見守っています。
もし仮に「国が金を出す(少しでも)」という結論になった場合が中々楽しみです。
その時は全国の詐欺に遭った人たち、例えば羽毛布団やら壷やら怪しい学習教材やらを買った人達も言うと良いと思います。
「俺にも金よこせ」
レベルとしては、一緒。
ここまで書いて思ったんですが、今回は国とか自治体とかが何となく弱腰ですよね。
多分、何かやましいことがあるんだろうなあ、と想像してみる。