「何もしない」をする
積極的に「何もしない」ことをするのも物事の楽しみ方の一つだと思っています。
降りしきる雨音を聞き続けたり。
風に舞う雪を眺め続けたり。
流れゆく川面を見つめ続けたり。
燃え尽きる蚊取り線香の炎を追い続けたり。
基本的に自分は何もしないで、状況の変遷に身を委ねること。
中々粋だと思いませんか?
私はこのようなことが結構好きです。
こういう時って、頭の中が考えているんだけど考えていない状態になります。
考えをまとめようとしない状態です。
イメージとしては、大きなプールに「考え」っていうボールは沢山浮いてくるけどそれをぶつけたりくっつけたり集めたりはしないで浮かぶに任せてゆらゆらさせているような感じです。
ゆず湯でも良いです。
でも困ったことに、何もしないことをしている様子を端から見ると凄く怪しい光景になってしまいます。
ぽかーんとして目がいっちゃってるようにしか見えないらしいです。
たまに「どこ見てるの?」とか「大丈夫?」とか聞かれることがあります。
怪しくないです大丈夫です。
不審者はみんなそう言いますけど。
私は不審者じゃないですけど。
ぼんやりするのって楽しいですよね。
今日の文章をまとめるとたったこれだけでした。
考えをまとめようとしないことも楽しいですけど、まとめることも大切だと思いました。