(多分)人生最後の授業
今日は一日講義を受けていました。
「講義を受ける」と言うことが話のネタになるくらい、ドクターコースには講義がありません。
3年間で取らないとならない単位(博士論文は除く)はたった4単位です。
講義2つ。
しかも両方集中講義(一日に集中して3コマ程度の講義)だったので、ラクなもんです。
レポートも「とりあえず形式的なものだから提出してね」と言った感じ。
要するに「ドクターは研究してろ」と言うのが大学の方針と言うことです。
というわけで、恐らく今日受けてきた講義が人生最後の講義になると思います。
小学一年の頃から受け続けてきた所謂「授業」というものの終焉です。
初めて授業を受けた時からおよそ19年目でした。
最後の講義ですから、自分の中でちょっとしんみりと来るものもありました。
きちんと話を聞いて、有終の美を飾ろうと。
始まる前はそんな気持ちで一杯でした。
1コマ目;最初は頑張るものの講義内容に対する興味が全く無いので結局睡眠。
2コマ目;最初からダラダラしてやはり講義内容に全く興味が無いので結局睡眠。
3コマ目;最初から寝る気で(以下略)
何というかね、「ドクターに講義」というのがそもそも無理があると思うのですよ。
博士課程の人間は専門分野に関してはその辺の教授よりも詳しいため、講義をする方はどうしても自分の専門(研究内容)で講義するしかありません。
そうすると、内容がとても狭く、限られたものになります。
講義を受けている人間とは何の接点も無いような話題です。
ラリホーマです。
おやすみなさい。
残念ながら「有終の美」を飾ることは叶いませんでした。
でも私の講義の受け方の「縮図」、或いは「集大成」としてならこれ以上適切なものはないかもしれません。
1コマ目;小学校から中学くらい
2コマ目;中学から高校くらい
3コマ目;大学以降
というわけで一切の講義は終了です。
よく考えると講義や授業ってわざわざ「教えて」もらって、試験にしても「教えてもらったこと」を理解して覚えれば良いだけなんだから、こんなに簡単なことはないよな~、というのが最近の感想。
最近は「答えが無い」「分からない」が普通だから。