どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

詐称

世の中に星の数ほどもあるブログの中で毎日こうやって適当な文章を垂れ流しているわけですが、ある程度の個人情報を明かしておいた方が文章を書き易くなります。

毎日を自分自身には起因しないネタで更新するのは結構大変です。

何かの情報ブログに特化した場合はこの限りではないかもしれませんが。

私もこのブログにはある程度の情報は晒しています。

歳が25歳だとか。

大学院生だとか。

生物関係の研究をしているだとか。

仙台に住んでいるだとか。

他にも性別、身長、体重、血圧、視力、つむじの数、乳歯の本数、使用パソコン、免許の有無、彼女の有無などの情報は書いた覚えがあります。

私を知ってる人が見れば多分私だと特定できると思います。

でも「書いてある内容が本当か」と言うのは、実際のところ私にしか分かりません。

嘘をついているかもしれません。

紀貫之土佐日記の例のように、性別を査証している可能性だってあるんです。

本当は麗しき乙女かもしれないんですよ。

つまるところ言いたいのは、ブログに限らずネットでも新聞でも雑誌でもテレビでも、嘘の情報を如何にも事実であるかのように配信することは可能だと言うことです。

また、嘘ではなくても事実の極一部を誇張して歪曲してしまったり。

「そんなことは分かってる」との反論もあるかとは思いますが、意外と騙されちゃうんですよね。

敢えて騙されてその状況を楽しむのも一興ですけど、大抵の場合はきちんと事実を把握した方が問題が生じにくいと思います。

情報を見極める目を持つことはとても大切だと思っています。

ここでもし「院生です」「毎日研究してます」と言うのは嘘でした、とカミングアウトできれば、みんなを今まで騙せたぜ、と誇れたんですが、残念ながらこれは本当です。

嘘なら良かったのに、と一瞬心の底から考えてしまいました。