どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

缶コーヒー

屋上で缶コーヒーの飲みながら、ホッと一息つくことを心の支えにして生きています。

「あったか~い」缶コーヒーを飲みながら、これまでのこと、これからのことについて想いを巡らしていく。

完全に一人になって一息つくには、屋上以外のチョイスはありません。

夜、孤独と静寂、解放感。

毎日、その時間を待ちわびている自分がいます。

冬は寒さという障害があります。

春は花粉という障害があります。

しかし、そんなことで屈するような屋上愛ではありません。

缶コーヒーを片手に、屋上へと向かいます。

今日もいつものように、缶コーヒーを携えて屋上に赴きました。

でも屋上に出た途端、凄く寒いんです。

風も強くて。

小動物みたいにプルプル震えながらもコーヒーを飲んでたんですが、今度はくしゃみがとまりません。

花粉が沢山舞っていたようです。

寒さと花粉のダブルアタックで、鼻水が止まりません。

こりゃあたまらんと、スゴスゴと屋上から立ち去ってきました。

残念ながらダブルアタックに耐えるほどの屋上愛は持ち合わせてはいませんでした。

そんな中、月がやけに綺麗に輝いているように見えました。

自分の行動が滑稽に思えるほど、印象的に。

何となく悔しい気分。