どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

人生、ゲーム

人生ゲームの研究者版があるらしいです。 理系白書:思わず熱中!?研究者版「人生ゲーム」 成功つかめるか 例によって引用しつつ感想を書きたいと思います。
研究に打ち込むだけではなく、人脈や研究資金を獲得し、目標の研究者像に近づく、人気の「人生ゲーム」(タカラトミー)の研究者版。志望学生でも分かりづらいとされる研究者の人生を、ゲームを通じてのぞいた。
やっぱり研究にはコネとカネが重要なんですね。 思いっきり苦手なんですけど、頑張ろう。
特徴は、お金ではなく時間がゲームの鍵を握ることと、ゴールが一つではないこと。 まず、参加者は一般の研究者の3カ月分に当たる研究時間の600時間を持ってスタート。学会出席で50時間減、大学の広報活動で100時間減など各種の活動で持ち時間は減る。
時間システム、良いアイディアですよね。 確かに研究をやってるとお金も無いんですが、それ以上に時間がありません。 一番欲しいのは時間です。 3ヶ月どころか、2ヶ月で研究時間は600時間は超えてるなー、とちょっとだけ思いました。 一週間に80~100時間だから…、考えると悲しくなりそうなのでやめました。
もちろん「失恋して何も進まなくなり研究時間が100時間減る」など、プライベートも影響する。
そもそも出会いがないから大丈夫!
一方、ゴールは七つのタイプから、参加者が最初に自分の目指す研究者像を選ぶ。研究者志望の学生を育て上げる「教育者型」、一定レベルの論文を多く出す「業績量産型」、少数でも最高レベルの論文を出す「業績卓越型」、広報・入試など大学で評価を得る「学内政治型」、ポスドクを雇わず多くの業績をあげる「悠々自適型」、ポスドクを3人以上雇う「組織研究型」、研究テーマも人脈も広い「学術社会型」だ。
「悠々自適型」になりたいなあ。「業績卓越型」でもいい。 頑張ろう。 最後に注釈の「ポスドク」の説明からの引用です。
ポストドクターの略で、博士号取得後、常勤(終身)の職についていない研究者のこと。多くは3~5年の任期付き研究員として働く。政府は第1期科学技術基本計画(96~00年度)の中で「ポストドクター等1万人支援計画」を実施。急増したが、大学や研究所の職は増えていない。
ポスドク増やすなら、職も増やしてよorz 今の人生が「人生ゲーム(研究者版)」だったらラクチンだったんですけどねぇ。 「もう一回、始めからやっていい?研究者版じゃないやつを。」