どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

長い付き合い

そういえば、この白衣とは長い付き合いです。

高校一年の頃に買ったので、かれこれ10年目。

買った時はこんなに長い間着ることになるとは思ってませんでした。

高校の頃から博士課程には進むつもりでしたが、博士課程が何年あるか知りませんでしたし。

まさかこんなに長いとは。

そしてそれでもこんなに時間が足りないとは。

写真は一見綺麗に見えますけど、実際にはあちこちが汚れています。

これを着て色んなことをしましたから。

それでも、10年経つ割りには綺麗だと思います。

最近は私が白衣を着ていると、後輩に「あれ?珍しいですね。kasaさんが白衣着てるなんて」と言われる有様ですから、経年劣化が抑えられているのはある意味当然なのかもしれません。

白衣を着るのは、危険な時と、気合いを入れたいときだけなので。

それが「珍しい」ということは、気合いを入れてる日が少ないということですね。

普段私は、しっかりと白衣のボタンは留めています。

周りの人達もそうです。

でも、テレビのドラマなどで医者が出てくると、大抵の場合は白衣の前を開けっ放しです。

あれって動きにくいですし、白衣が周りの器具に引っ掛かって邪魔にしかならないと思うんです。

「医者」と「研究者」では違うのかもしれませんが…。

知り合いのお医者さんはみんな白衣はしっかり着てますけど、彼らが診察をしている時にどんな格好をしているかは見たこと無いですし。

実際のところはどうなんだろう。

というわけで、今日も白衣はハンガーにかかったままでした。

やる気レベルのバロメーター。