どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

新しいこと

ちょっと新しい実験を始めようと思って準備しています。

全くやったことのない種類の実験なので、色々大変です。

何よりも大変なのは、それに対する感覚が全くないことです。

実験に限らず、どのような仕事でも同じだと思うのですが、仕事には「感覚」があると思います。

「あれをやるには大体このくらい時間がかかって、どのくらい丁寧にやれば大丈夫だな」という感覚です。

私の場合「実験」の手法に関することが多いです。

最近はほぼ「感覚通り」にやれることが多くなりました。

一応5年目ですしね。

中長期的な視点となるとまだまだ誤差が大きいのですが。

その誤差のツケに苦しむことになりそうな気がしてならないのですが。

今までと全く毛色の違った実験を始めるにあたり、この「感覚」の無さが私の不安を掻き立ててくれています。

一つ一つの操作が簡単なのか難しいのかも判断し難い状況で。

この「感覚」を掴むまでは、全ての操作を最大限丁寧にやろうと心がけています。

「感覚」ってのは要するに手の抜き方や時間の使い方のことです。

少ない操作で同じ結果を得られるなら、その方がいいと思います。

操作が少ない方が、失敗する箇所が減りますから。

だから手を抜いた方がいいんです。

多分。