公開と保護の相克
情報は公開するものなのか、保護するものなのか。
これはとても大きな問題だと思います。
公の開示するべき情報はきちんと公開して、個人情報などのプライバシーに関わる情報は保護すればいいと、言うのは簡単ですが実際にはなかなか難しそうです。
情報と言うのはその性質上、スパッと分けられるものではないからです。
その狭間にいる人たち、例えば公人やある程度の社会的地位のある人物、有名人や著名人などは、ほぼその個人情報の保護はなされていません。
まあ、彼らにとってもそれはそれでメリットがあると思うんですけど。
私の場合はただの学生ですし、別に有名でもなんでもないので、その個人情報は保護しておいて欲しいなあ、と常々思っています。
しかし、「大学」に所属しているせいなのか「学会」に所属しているせいなのかは定かではありませんが(多分両方)、私の個人情報は漏れ漏れです。
そのことについては以前ネタにしたので気が向いたら参照してみて下さい。
それでまた私の情報をネット上で見つけました。
今まで漏れていなかった、私の外見に関する情報です。
つまり、写真。
この写真を載せているところは公の機関なので、「こういう活動をしましたよ(こういうことに税金を使いましたよ)」という報告と言うか、アピールが必要なんだと思います。
それには写真は確かに効果が高そうです。
その写真をじっくり見ると、カメラがあることを意識しないようにすごく意識している私の様子が鮮やかに捉えられています。
実験の様子の写真なので白衣を着て、マスクもしているんですが、目の泳ぎ方で分かります。
だから写真に撮られるのは苦手なんです。
私のキョドりっぷりが、永遠に記録されてしまうので。