どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

100年

うちの大学が来年創立100年を迎えるみたいです。

校内のあちこちにしつこいくらいにのぼりが立てられているので、嫌でも目に入ってしまいます。

何やらイベントでも企んでいるのかもしれません。

私にはあんまり関係ないのですが、色々考えている人もいるんだと思います。

100周年の寄付を迫られましたし。

詐欺師の人はすでに「100周年記念品販売」詐欺で一儲けしたようですし。

そんなのが詐欺として成立することが個人的にはビックリでした。

創立100周年と言うことは、来年の新入生は「100回生」になるんですね。

「92回生」であるところの私とのジェネレーションの隔たりを感じてしまいます。

その差8年。

8年は、長いなあ…。

それにしても「100年」というのは一見歴史があるように見えますけど、実は大したことないのかもしれません。

一応日本の国立大学の中では3番目に古かったりするんですが、それでもこの程度です。

私の在籍年数だけでも大学の歴史の9%に当たっちゃいますし。

個人として100年以上生きている人が、2005年段階で2万1820人も居るんですから、一組織としての大学の100年はまだまだ通過点の一つなんだろうなー、と思います。

ちなみにWikipediaによると1907年生まれの仲間には麒麟麦酒があるんですね。

いつも大変お世話になってます。

あとはロバート・A・ハインラインが生まれたのも1907年みたいです。

彼の書くSFは、個人的に大好きです。

夏への扉」とか「自由未来」とか「月は無慈悲な夜の女王」とか。

残念ながらハインラインは亡くなってしまいましたが、うちの大学もキリンビールもまだ健在です。

来年合同でイベントでもやって、その席で両組織の最高責任者が「きんも100歳、ぎんも100歳」のパロディでもやってみたら面白いかもしれません。

面白いだろうけど、多分早く大学を出て行きたくなるだろうな。