W-ZERO3[es] メール設定
W-ZERO3[es]を使いたいがためにWillcomに乗り換えてから数日が経過しました。
ちなみにまだ新しい連絡先は教えてません。
設定、特にメールの設定を確定させるまではちょっと不都合が起きそうなので。
それで、ようやく設定も落ち着きつつあるので、今回はメールについて備忘録として書こうと思います。
W-ZERO3[es]には初めからメーラーとしてW-ZERO3メールとOutlookが入っています。
使い勝手はW-ZERO3メールの方がいいのですが、致命的な欠点として「SSLに対応していない」ことが挙げられます。
一方でOutlookは常用するにはちょっと耐えません。
使いにくいので。
従って、W-ZERO3メールを基本的には「受信専用」で使うことにしました。
最大の利点である「携帯へのメールは自動着信」を利用するためです。
私はプライベートでGmailを常用し、仕事では大学のアカウントのメールアドレスも使っています。
それを全てW-ZERO3[es]で使うために、Gmailのアドレスに着たメールは携帯のアドレスへと転送されりように設定をしました。
Gmailは転送してもメール自体はサーバーに残るため、パソコンのメーラーからも受信可能です。
逆に大学のアカウントに関しては転送するとサーバーから取り除かれてしまうため、直接携帯のアドレスに転送してしまうと、パソコンでの受信できなくなります。
そこで大学からGmail、Gmailから携帯へと転送することで、全てのメールをGmailにストックすることにしました。
パソコンではMail.app内にスマートメールボックスとして大学のアドレス専用のフォルダを作製することで対処しました。
Gmailから受信して、フォルダ分けです。
送信についてが一番悩みました。
前述の通りW-ZERO3メールはSSLに対応していないため、Gmailの送受信ができません。
受信に関しては転送メールの受信という形で大丈夫ですが、送信はできません。
そこでSSLに対応したメーラーであるnPOPを導入しました。
きちんと設定すればGmailの送信が可能です。
しかしやはり問題として、nPOPはW-ZERO3[es]の標準のアドレス帳を読み込めません。
メーラー独自のアドレス帳という形式を取っています。
W-ZERO3[es]標準のアドレス帳は使いにくいため、外部アプリのアドレス帳としてQDzを導入しました。
そしてQDzをPocketの手を使ってデフォルトのアドレス帳に設定。
そしてQDzの設定から、アドレスを選択したときの標準のメーラーをnPOPに設定。
つまり、nPOPからアドレス帳を呼び出すのではなく、アドレス帳からnPOPを呼び出すというアプローチを取りました。
これで問題なくGmailの送信が可能になりました。
メールの設定だけで、結構な長文になってしまいました。
W-ZERO3[es]はWindows Mobile 5.0を搭載しているだけあってカスタマイズ次第では何でも出来るんですが、逆にカスタマイズしないと使い物になりません。
メールだけではなくて他の部分についてもカスタマイズが必要なので、そのことは追々書きます。
まだ、完全には環境構築が終わっていないので。
このようなカスタマイズに燃える人にのみオススメの機種です。
私は楽しくて仕方ないですけど。