どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

寝不足

「ルドヴィコ・ザメンホフ!」

今朝の5時にこんなフレーズと共に目が覚めました。

午前3時に眠りの世界に落ちてから、およそ2時間後の出来事です。

そしてそれから、ずっと「ルドヴィコ・ザメンホフ」という言葉が頭から離れなくなり、結局そのまま寝られませんでした。

時刻が午前7時半を回った頃、眠る努力を放棄しました。

起きる時間です。

そして今、猛烈に眠いです。

昼間はまだどうにかなったんですが、今はもうダメです。

集中力がありませんし、何を読んでも頭に入りません。

むしろ睡眠の世界へと誘われるだけでした。

まったりするためではなく、眠気を醒ますために屋上で缶コーヒーを飲んできました。

やってることはいつもと変わりません。

ルドヴィコ・ザメンホフはユダヤ系ポーランド人の眼科医、言語学者だった人です。

彼は母国語のロシア語だけではなく、ポーランド語、ドイツ語を流暢に話し、フランス語、ラテン語ギリシャ語、ヘブライ語を学んで、イディッシュ語、イタリア語、スペイン語リトアニア語に興味を持っていたみたいです。

彼の業績の最たるものは、1880年代に人工言語エスペラントを生み出したことです。

凄い人です。

凄い人ですが、私にとっては睡眠時間を奪ったにっくき敵です。

たった一回大昔に彼の名前をブログに書いたことがあるだけの縁なのに、この仕打ちはあんまりです。

今日の私は世界中の誰よりもルドヴィコ・ザメンホフのことを考えて、ルドヴィコ・ザメンホフに振り回された時間を過ごした自信があります。

あー、ルドヴィコ・ザメンホフザメンホフ

もうこの名前は一生忘れません。

ルドヴィコ・ザメンホフはこうして私の生涯の敵になりました。