情報がないのも情報
ほんの10年前くらいまでは「ちょっと調べ物をする」のも大変でした。
今ほどインターネットが普及していなかったからです。
正直、あの頃にどうやって情報収集をしていたのかをよく思い出せません。
テレビや雑誌だったんだろうとは思いますが…。
今では欲しい情報は「いつでも」「どこでも」「すぐに」手に入るようになりました。
とても便利ですが、今度は情報を見極める目が必要になりつつあります。
新製品が出た場合でも、使用感を知りたければ「自分で買う」か「持ってる人に直接聞く」かしかありませんでした。
もちろんこれらの方法は今でも最も重要なものの一つですが、大抵の場合、「自分で買う」前にネットで検索する場合が多いのではないでしょうか。
雑誌やテレビでは「生の使用感」の情報は、とても望むべくものではないからです。
あれらはスポンサーが存在する以上、「宣伝媒体」と考えるのが妥当です。
私自身、欲しいものがあって、それがちょっと高価だったりする場合などは、買う前に調べる習慣がつきました。
欲しくなくても興味のあるものだったりすれば、やっぱり調べてみます。
企業にとってはなかなか大変な状況だとは思うのですが、本当に良い製品の場合には「口コミ」効果も手伝って非常に売れることもあるので、一長一短ですね。
今日はWindows Vistaの発売日でした。
個人の人のレビューが読みたいなー、と思ってTechnoratiやGoogle Blog Searchで検索したんですが、殆どありませんでした。
大学生協にはUltimate版がアカデミック価格41700円くらいで売っていたので、発売していることには間違いないんです。
私は「新OS」が出れば「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ」や「(;´Д`)ハァハァ」としているブログが山盛り、という感じなのかなー、と思っていたので、ちょっと意外でした。
私自身、OSX10.4"Tiger"が発売された日には(;´Д`)ハァハァしてましたから。
何というか、「情報がない」ことも貴重な「情報」の一つなんだなー、と思いました。