無理なものは無理
共同研究の一つに、獣医さん的で愛玩動物一般のようなところがあります。
私もそのプロジェクトに巻き込まれているので、そことの会議に参加してきました。
その会議の後に私が主導して進める研究の打ち合わせをしたのですが、場所が悪かったです。
それも圧倒的に。
簡単に見取り図を書いたので、参照してみてください。
一人、入り口からそれ以上中に入れないでいる人がいました。
そして、この見取り図はやたらと入り口から見える部分だけが詳細です。
ここから導き出される答えは一つ。
この図を書いた人が、入り口付近から入れなくて冷や汗をかいている人だと言うことです。
犬が近づいてくるたびに身体を硬直させている人だと言うことです。
この打ち合わせは、先ほども書きましたが、私が主導して進める研究のためのものです。
でも、主人公で主役たる私は入り口付近でビクビクしてました。
たまに、犬に全神経を集中させながらも発言してましたが、正直限界でした。
最初は犬が居ることに気づかずに4人で普通に打ち合わせをしていたのに、この犬が不意打ちで吠えてきたんです。
私以外の3人は急な犬の登場に笑って、私だけはひきつりました。
逃げました。
動物は苦手なんです。
しかもあんなに大きな犬は絶対に無理です。
ラブラドールレトリーバーは大人しいといくら言われようとも、無理なものは無理です。
尻尾を振りながらぬいぐるみを咥えて近寄ってきても、可愛らしさよりも恐怖心が先立ってしまって。
打ち合わせを放り投げて部屋から出なかった自分を褒めてあげたいです。
こんな私が主導で進めるプロジェクト。
先行きがかなり不安になったのは、きっと私だけではないはずです。