どことなくなんとなく

研究の息抜きに綴る適当な文章

一歩前進

本日、どうにか最初の論文を投稿しました。

採用されるか落とされるかは分かりませんが、とりあえず一歩前進です。

兎にも角にも。投稿しないことには始まりません。

ようやくこの段階まで来られたことは嬉しいです。

でも正直、達成感や安堵感よりも、不安感の方が強いです。

基本的に小心者なので。

今回投稿したデータに限らず、実験で出たデータというのは、何が真実なのかは誰にも分かりません。

淡々と事実を積み上げていって、説得力を持たす以外には方法がありません。

そして、積み上げた「事実」が本当に「事実」なのか?と言うことを考えると、とても不安になります。

これから、幾度となくこのような気持ちを味わうことになると思うと、やっぱりとても不安になります。

最初の論文は投稿まで漕ぎ着けましたが、まだまだ始まったばかりです。

この論文に関してもこれから3歩進んで2歩下がるような攻防がありそうですし、次の論文の執筆も進めないとなりません。

これらが全部終わったときに、少しでも達成感や安堵感を得られるといいなあ、と願っています。

時間が経っても全然これらが終わらなくて、激しい焦燥感や不安感に苛まれるのだけはどうにか回避したいと心の底から願っています。

「達成感と安堵感に包まれた自分」よりも「焦燥感と不安感に苛まれた自分」の方がリアルに想像できるだけに。